皆さんこんにちは、Kです。
突然ですが、CASIOのデータバンクという腕時計を知っているでしょうか。
1984年に発売された、世界で初めて情報を保存できる腕時計なのです。
非常に近未来的なフレーズ。
そしてこの衝撃的なビジュアル、一度見たら忘れないデザインです。
そんなデータバンク、実はまた最近じわじわと人気が高まってきています。
今回はメカニカルで不思議な腕時計、データバンクの魅力を紹介します。
データバンクとは何者か
CASIOデータバンク。
このネーミングをどこかで聞いたことがある人は多いかもしれません。
データバンクシリーズは1984年に発売され、今も新モデルが生産され続けているCASIOのロングセラー製品です。
この液晶とテンキーが一体となったデザイン、そして何と電話帳としての機能を持つ前衛的な腕時計でした。
またこのデータバンクシリーズ、様々な機種が生み出されましたが、
正直言って異端なものばかりです。
タッチセンサー採用で操作し、ボタンの無いデータバンクである「ビジュアルデータバンク VDB-1000」や
漢字辞書機能や名刺管理機能を搭載した「漢字データバンク DKW-100」など
もはや腕時計なのか分からないほど尖りまくっていました。
CASIOが変わった時計を作っていたことを知っていれば、そこまで驚くことではないかもしれませんが中々の変わりものです。
(CASIOのラインナップでは血圧が測れるものやデジタルカメラ付きの腕時計もありました。)
そして現在、データバンクの中で最も人気の高いモデルが、
データバンクDBC-611です。
この機種は、8桁計算機能、通貨換算機能、電話番号を最大25件メモリーできるテレメモ25に加え13ヶ国語に対応しています。
データバンクの名前に相応しい、非常に優秀な腕時計なのです。
ただ、データバンクを持っている人でこの機能を使いこないしている人を見たことがありませんが。。。
価格は大体5250円から7000円程で、低価格ラインナップのチープカシオと呼ばれる仲間になります。
データバンクの魅力
データバンクの最大の特徴は、何と言っても多機能。
デジタルウォッチの可能性を最大限に引き出した当時の技術の結晶です。
しかし、そのスペックよりも注目したいのは唯一無二のデザイン。
レトロフューチャーな雰囲気でまさに近未来をイメージする独特のフォルムです。
バンドと本体も統一されたカラーリングであり、存在感を放ちます。
この懐かしさと未来感を両立したメカメカしさは他の腕時計に無い魅力でしょう。
このデザイン性からファッションアイテムとしての人気も得ています。
例えばモード寄りのブラックコーデのワンポイントとして使用したり、
フォーマル寄りの服装のカジュアルダウンにも活用できます。
アクセントとして何か外しを入れたいけれど、拘りたい
独特なワンポイントをコーディネートに取り入れたい
の様な要望には、まさにぴったりのアイテムです。
因みにサイズ感は適度なボリュームがありながらも、悪目立ちする事はありません、しかも軽量。
なので女性の方にとてもおすすめなモデルでもあるのです。
この型番はゴールドの他にシルバーがあります。シルバーはシンプルな印象を与えるので、男性の方でも着けやすいですね。
逆にゴールドのカラーリングは、やはり強い存在感を放ちます。
ただゴールドの色味がそこまでギラギラして居るわけでもないので、腕だけ目立ちすぎるという事もないでしょう。
思いのほか、肌色にフィットする色合いのゴールドです。
(チープカシオのスタンダードモデルA-158WEAとのサイズ比較)
またバンド調整も簡単で、どんな手首のサイズでも簡単に調整することが可能です。嬉しみ
まとめ
実はこのデータバンク90年代から2000年初め辺りまで大きなブームとなっていました。
当時のハイテクスニーカーブーム等と同じくして、ハイテクウォッチが流行っていたのです。
現在では大きなムーブメントを起こしているわけではありませんが、
その独自なデザインは今でも多くの時計ファンやファッショニスタを魅力しています。
データバンクでしか味わえない存在感、そしてメカニカルな雰囲気をぜひ堪能してほしいですね。
価格もかなり手頃なので、試しに一本持っておくのも良いかもしれません。
2018年、私のイチオシのアイテムです。